ナオデンタルクリニック 江東区東陽町の歯科医院
TEL 03-3649-7047 診療時間 9:00~18:00 (土曜9:00~17:00) 休診日 日曜 / 祝日セラミック治療について
セラミック治療
セラミック治療は、金属アレルギーの心配がなく、自然な白さをキープできるメリットの多い治療です。
ナオデンタルクリニックでは、「セレックシステム」を導入したセラミック治療を行っております。低コスト&最短一日でセラミック治療を完了できるので、より手軽にセラミック治療を受けたい方や短期間で治療を終わらせたい方に支持されています。
セラミック治療はこんな方におすすめ
セラミック治療は、以下のようなご希望・お悩みをお持ちの方におすすめです。
- 銀歯を白くしたい
- 白く自然な前歯に仕上げたい
- 差し歯の変色を治したい
- お口全体をホワイトニング以上の白さにしたい
- 短期間に歯を白くキレイにしたい
- テトラサイクリン歯(歯の変色)を白くしたい
セラミック治療の特徴
ナオデンタルクリニックのセラミック治療には、以下のような特徴があります。
メタルフリーだから安全&変色しない
当院では、金属アレルギーの原因となる金属を使用しないセラミック治療が可能です。
一般的な保険による歯の治療の場合、詰め物や被せ物に金属の材料が使われることが多くあります。金属の材料を使用すると、時間の経過に従って金属が身体に溶け出して金属アレルギーを起こす原因となる恐れがあります。
また、金属が歯ぐきに溶け出して沈着することで、歯ぐきが黒く変色してしまうことも少なくありません。
セラミックによる白い歯治療は、金属が身体や歯茎に溶け出す心配がなく、身体に優しいことが特徴です。歯ぐきが黒く変色する心配もないので、差し歯や保険の被せ物治療によって歯ぐきが変色された方の黒ずみ治療(ブラックマージン治療)としても選ばれています。
セラミックは変色しにくい素材なので、いつまでも白く透明感のある歯をキープしていただくことができます。
最短一日でセラミック治療が完了
ナオデンタルクリニックでは、白い詰め物・被せ物を最短一日でセット完了できる「セレックシステム」という歯科治療設備を導入しております。
歯型を採取する代わりに3D光学カメラでスキャンしたデータを基に、コンピューターが詰め物・被せ物を設計し、精密な技工物を作製します。
一般的な白い詰め物・被せ物の作製の場合、型取りをしたデータを歯科技工所に送り歯科技工士によって技工物が作製されますが、その手間とコストがかからないことが最大の特徴です。
歯科技工士の腕によらず常に高精度な技工物を短時間で作製できるので、技工物の再作製などで治療が延びる心配もありません。
また、わずか一日で技工物のセットまで完了できるので、お急ぎでセラミック治療を完了されたい方にも選ばれています。高精度なセラミック治療を短期間&低コストで受けていただけます。
ナチュラルで透明感のある白さ
セラミック治療では、周りの天然歯の色に合わせて詰め物・被せ物の色をきめ細かく選ぶことで、お口全体をナチュラルな白さに仕上げることができます。
天然歯の色は、黄色みが強い歯・少しグレーがかっている歯など、患者さまそれぞれによって異なります。
歯の色を患者さまおひとりおひとりに合わせて選んでいくことで、お口全体で違和感のない仕上がりにすることができます。
また、歯の先端にいくに従って透明感のグラデーションを与えることで、より自然な口もとを再現することができます。歯の微妙な色合いや患者さまの天然歯に合わせた色を細かく調整することで、ナチュラル&透明感のある口もとに仕上げていきます。
セラミック治療の種類
セラミックインレー(白い詰め物)
セラミックインレーに使用する素材には、以下のような種類があります。
ハイブリッドセラミックインレー
ハイブリッドセラミックインレーは、レジンというプラスチックの素材とセラミックを混ぜ合わせた詰め物です。
白く自然な色であることから、金属の詰め物に比べて目立ちにくくキレイな仕上がりとなります。また、比較的変色しにくい素材なので、しっかりとメンテナンスを行うことで白い歯をキープいただけます。
弾力性にも優れており、天然歯と比べても自然な噛み心地を実感いただけますが、オールセラミックインレーに比べると透明感と変色しづらさの面では劣ります。
オールセラミックインレー
オールセラミックインレーは、セラミックのみでできた詰め物です。透明感のある白さが特徴で、天然歯と比べても見分けがつかない自然な仕上がりを実感いただけます。
また、変色の心配もなく丈夫なのも特徴。長くキレイな歯をキープいただけます。
ハイブリッド セラミックインレー |
オール セラミックインレー |
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---|---|---|
透明感 | △ | ◎ |
変色しづらさ | △ | ◎ |
強度 | ○ | ◎ |
セラミッククラウン(白い被せ物)
セラミッククラウンに使用する素材には、以下のような種類があります。
ハイブリッドセラミッククラウン
レジンというプラスチックの素材とセラミックを混ぜ合わせた被せ物です。
オールセラミックやジルコニアセラミックに比べると強度と透明感には劣りますが、比較的白くナチュラルな仕上がりにすることができます。前歯よりも後ろの歯に使用されることが多いです。
メタルボンドセラミッククラウン
金属の上にセラミックをコーティングした被せ物です。
ハイブリッドセラミッククラウンに比べて強度に優れており、オールセラミックやジルコニアには劣りますが見た目もキレイな仕上がりとなります。
ただし、中の金属に純金や金合金といった錆びにくい素材を選ばないと、歯茎の黒ずみを起こす恐れがあります。
オールセラミッククラウン
セラミック素材のみでできている被せ物です。透明感に優れており、天然歯に近い仕上がりを実感いただけます。
変色しにくく強度にも優れているため、患者さまの様々なご希望を叶えることのできる被せ物です。
ジルコニアセラミッククラウン
別名「人工ダイヤモンド」とも呼ばれるジルコニアは、強度と透明感に優れていることが特徴です。
オールセラミックと比べても非常に割れにくく丈夫なため、奥歯のセラミック治療に使用されることが多いです。また、見た目の美しさにも定評があり、透明感のある美しい口もとに仕上げることができます。
前歯から奥歯まで対応することができる被せ物です。
ハイブリッド セラミッククラウン |
メタルボンド セラミッククラウン |
オール セラミッククラウン |
ジルコニア セラミッククラウン |
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---|---|---|---|---|
透明感 | △ | ○ | ◎ | ◎ |
変色しづらさ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
総合的な美しさ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
強度 | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
銀歯からセラミックにするメリット
近年、銀歯からセラミックに交換する人が増えています。それは銀歯に伴うデメリットやリスクが広く知られるようになったからなのでしょう。銀歯自体は強度が高く、保険も適用されるため、必要最低限の治療を行う上では適した装置なのですが、見た目をきれいにして、長く、安全に使い続けるという観点においては問題が目立ちます。そんな銀歯をセラミックに交換すると、次のようなメリットが得られます。
【メリット1】見た目が自然になる
銀歯は金属色がむき出しとなっているため、その部分だけ強調されてしまいます。口を大きく開けた時に銀歯が目立つのはそのためです。銀歯=虫歯というイメージを持っている人が多く、それだけで相手にマイナスな印象を与えてしまうことは否めません。
セラミックは、単に白色を呈しているだけでなく、天然歯の光沢や透明感まで忠実に再現できることから、見た目が自然になります。詰め物(インレー)の場合でも、エナメル質との境目が目立たず、歯科治療を受けたことにも気づかれないでしょう。
【メリット2】金属アレルギーのリスクがゼロになる
銀歯の詰め物・被せ物には、必ず金属アレルギーのリスクを伴います。銀歯は強度の高い材料ではあるものの、唾液によって金属イオンが溶出していきます。その一部が歯茎の血管に入り、血液中の抗体に捕まると金属アレルギーを発症することがあるのです。
一方、セラミックは金属ではなく陶器であるため、金属アレルギーを発症することはありません。セラミックがアレルゲンとなるリスクも限りなくゼロに近いといえます。
【メリット3】虫歯の再発リスクを抑えられる
銀歯は、2つの意味で虫歯の再発リスクがセラミックより高いです。1つ目は歯質との適合性の低さで、材料の性質上、削った歯にぴったりと合わせることが難しくなっています。2つ目は歯に、装着する時に使うセメントが劣化しやすいという理由です。どちらも銀歯と歯質との間にすき間が生じやすく、細菌の侵入も起こりやすくなっています。
歯質とぴったり適合しやすく、強力な接着剤を使えるセラミックなら、細菌の侵入が起こりにくくなっています。その結果、虫歯の再発リスクも低く抑えられるのです。
【メリット4】再治療の回数を減らすことができる
銀歯の寿命は、5~6年といわれています。つまり、治療から5~6年経過すると、改めて歯を削って、新しい人工歯を入れなければならなくなるのです。それを定期的に繰り返していたら、歯そのものが寿命を迎えてしまいます。
一方、セラミックの寿命は10~15年程度といわれており、治療後のケアやメンテナンスを徹底することで、20年以上使い続けることも難しくありません。それは再治療の必要性を低下させ、歯そのものの寿命を延ばすことにもつながるのです。
凄腕技工所との連携でブリッジも安心
銀歯のブリッジをセラミックに交換したいという方もぜひ江東区東陽町のナオデンタルクリニックまでご相談ください。セラミックのブリッジは、インレーやクラウンよりも複雑な構造をしており、セレックで対応することができません。つまりそれは歯科医師のみならず、歯科技工士にも高い技術や豊富な知識、経験が求められるのです。
当院では、凄腕の歯科技工士が在籍している技工所と連携しているため、審美性や適合性、機能性に優れたセラミックブリッジを製作できます。
セラミックとインプラントの違い
セラミックは詰め物や被せ物の材料です。白くて光沢があり、経年的な劣化も起こりにくいことから、歯科治療で広く活用されています。一方、インプラントは失った歯を補うための治療法です。顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込んで、連結装置であるアバットメントと人工歯を装着します。この人工歯(上部構造)にセラミックを使うのが一般的であることから、セラミックとインプラントの違いについて悩まれる方が多いのでしょう。
実際、治療が終わった後は、通常のセラミッククラウンとセラミック製の上部構造にも違いは見られません。ただし、歯茎の中に埋まっているのは前者が天然の歯根、後者がチタン製の人工歯根という決定的な違いが存在しています。
セラミックを長持ちさせるために
セラミックで作った詰め物・被せ物・ブリッジを長持ちさせるためには、次の3つのポイントに留意する必要があります。
【ポイント1】正しい方法でセルフケアをする
銀歯の寿命は、5~6年といわれています。つまり、治療から5~6年経過すると、改めて歯を削って、新しい人工歯を入れなければならなくなるのです。それを定期的に繰り返していたら、歯そのものが寿命を迎えてしまいます。
セラミックは人工材料なので、それ自体が細菌に侵されることはありませんが、土台となっている歯は虫歯になります。周囲を取り囲む歯茎も生きた組織なので、セルフケアが不十分だと歯垢・歯石がたまり、虫歯や歯周病にかかってしまいます。その結果、セラミックの詰め物・被せ物が外れたり、再治療を余儀なくされたりするため、正しい方法でセルフケアするよう努めましょう。
【ポイント2】歯科検診・メンテナンスを定期的に受ける
歯科検診では、セラミックをはじめとした口腔の状態を専門家にチェックしてもらうことができます。3~4ヵ月に1回くらいの頻度で通院していれば、セラミックにトラブルが起こる前に対処できることが多くなります。正しいセルフケア方法もブラッシング指導で学べます。
【ポイント3】歯ぎしり・食いしばりを改善する
歯ぎしりや食いしばりの習慣がある人は、できるだけ早く改善しましょう。セラミックはとても硬い材料ですが、歯ぎしりのような強い力が加わると、割れることがあります。ちなみに、歯ぎしりの治療は歯科医院で受けられます。
セラミック治療の流れ
セラミック治療は、以下の流れで進行します。
STEP1 カウンセリング
まずは歯に関するお悩みをお聞かせください。「銀歯を白くしたい」「歯の形や大きさをきれいに整えたい」など、具体的にお話しいただくことで、より適した治療法をご提案することが可能となります。セラミック治療にかかる費用や期間についてのご質問にもお答えできます。
STEP2 精密検査
セラミック治療を希望される方には、お口の中の検査を実施します。今現在、装着されている被せ物や歯の状態、歯茎・歯槽骨の形態などを種々の検査で調べた上で、診断します。ケースによっては歯の神経の治療が必要となることもありますので、その点はご注意ください。
STEP3 治療計画の説明
検査・診断の結果をもとに、治療計画を立案します。セラミック製の被せ物を装着するまでの手順、費用、期間の目安などをご説明しますので、不安や疑問に思う点があれば遠慮なくお尋ねください。患者さまに心からご納得いただくまでは治療をスタートいたしません。
STEP4 前処置
セラミック治療の前処置は、患者さまのお口の中の状態によって変わります。例えば、銀歯をセラミック歯に交換する場合は、事前に銀歯を撤去する必要があります。歯の神経を保存することが難しい場合は、抜髄と根管治療を行ってから、セラミック治療へと移行します。
STEP5 土台作り
セラミック治療を行うための準備が整ったら、いよいよ土台作りです。セラミック製の被せ物を装着するために、歯の形を整えます。その状態で歯型取りを行い、まずは仮歯の装着です。セラミックの歯ができるまでは、レジン製の仮歯で過ごしていただくことになります。
STEP6 セラミック歯の装着
レジン製の仮歯で1週間程度過ごしていただいて、とくに問題がないようであれば本番の被せ物であるセラミック歯をセットします。セラミック歯を装着後も微調整を加え、より噛みやすく、美しい状態に仕上げます。
STEP7 メンテナンス
セラミック治療が完了した後も定期的にご来院いただくことで被せ物の寿命を延ばすことが可能となります。セラミックは汚れが付きにくく、見た目も天然歯にそっくりですが、あくまで人工物なので割れる、歯茎との適合が悪くなるなどのトラブルが起こる点に注意が必要です。3~6ヵ月に1回くらいの頻度でメンテナンスを受けていれば、装置の異常を早期に発見できるだけでなく、虫歯・歯周病も予防しやすくなります。
セラミック治療についてよくある質問
セラミックは何年くらいもちますか?
歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖がなく、口腔衛生状態も良好であれば10~20年くらいもちます。セルフケアを徹底し、メンテナンスを継続的に受けることで、セラミックの寿命はさらに延ばせます。逆に、口腔ケアが不十分だと10年未満でダメになってしまうこともありますのでご注意ください。
銀歯のままでは駄目ですか?
銀歯の状態でとくに問題がなければ、無理に交換する必要はありません。金属アレルギーが心配であったり、不自然な見た目を改善したかったりする場合は、セラミックを検討されてみてはいかがでしょうか。
セラミックはなぜ高いのですか?
セラミックは、歯科用プラスチックや歯科用合金よりも原材料費が高いため、治療にかかる費用も自ずと高額となります。さらにセラミックには保険が適用されないことから、保険で作れる銀歯やレジン歯よりも費用が高額となってしまいます。
オススメのセラミック素材はどれですか?
前歯のような高い審美性が要求される部位には「オールセラミック」がおすすめです。天然歯の色調や透明感、光沢を忠実に再現できます。奥歯のような強い力がかかる部位には、金属に匹敵する硬さを持つ「ジルコニアセラミック」がおすすめです。白い歯が欲しいけれど、費用はできるだけ抑えたいという方には、レジンとセラミックを混ぜ合わせた「ハイブリッドセラミック」をおすすめしております。
セラミック治療中に痛みはありますか?
セラミック治療では歯を削ることがありますが、事前に麻酔をかけますので痛みを感じることはありません。麻酔注射の痛みも表面麻酔で緩和できます。
セラミック治療の副作用・リスク
リスク・副作用 | 歯ぎしりの強い方は、破損することがあります。 |
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