こんにちは
歯科衛生士の藤﨑です
前回のブログでも事務長がお伝えしておりましたが、
6月4~10日は、歯とお口の健康週間です
先日、院長と一緒に私も保育園へ検診に行ってきました
可愛い子どもたちをたくさんみられて楽しかったです
皆さん、現代の子どもたちは昔に比べてとてもむし歯(治療済みも含む)が少ないのを知っていますか?
例えば、厚生労働省の調査によると、
昭和62年に6歳だった子どもがむし歯になる確率(乳歯・永久歯)→91%
だったのに対して
平成23年に6歳だったの子どものむし歯率 →42%
で、この24年間でむし歯率は半数以下に改善されました。
平成23年時点でこの数字なので、今はもっと減っているとみていいでしょう。
しかし、子どもは大人に比べかなりむし歯になりやすく、むし歯になってからも進行が早いといわれているのは今も昔も変わりません
その理由のひとつが、生えて間もない歯は十分に硬くなっておらず、石灰化が完全に進むまでに生えてから2~4年かかるからです
また、子どもは砂糖を含んだ飲料やお菓子を特に好むことも要因として挙げられます
むし歯の予防にはお砂糖摂取のコントロールがひじょうに大切です。
おやつは時間を決めて食べるようにしましょう。だらだらと食べてお口の中が常に甘い状態になることがないようにしましょう
大人にも子どもにも同じことがいえますが、小さいお子さんがいる保護者の方は特に気をつけましょう
子どもがむし歯になってしまうは保護者の「責任」というわけではありませんので、むし歯になってしまったからといってひどく落ち込む必要はありません。
しかし、子どもがむし歯にならないためには、保護者の「努力」は必須です
また、むし歯になっていることに気づかず、大きく進行してしまっては大変なので、定期的に歯の検診に通うことも大切です早期発見が大切なのです
この週間を機に、みなさまも今一度歯とお口の健康について考えてみてくださいね
歯とお口の健康週間は今日で最終日ですが、日頃から歯とお口の健康に関心を持ってくださる方がさらにどんどん増えていくといいなぁと思います
健康は健口から、幸福は口福からです
私たちにできることは、ぜひお手伝いさせてくださいね
ここまで読んでいただきありがとうございます。
雨の日が続くので皆様お気をつけください。